めまいや立ちくらみも熱中症の症状ですか?
熱中症の症状と言えば、
あなたは、どのようなことを思い浮かべますか?
突然倒れたり体温が上昇したりといった
症状を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
倒れたり、体温が上昇したりといった症状も確かに熱中症の症状のひとつに数えられますが、初期の段階では外見からは分かりにくい症状から起こり始めます。
例えば、頭痛や吐き気などです。
また、体は全身の血管を拡張させて熱を冷まそうと働きますから、
血圧が低下してしまうこともあります。
血圧の低下は、めまいや立ちくらみといったさまざまな症状を引き起こします。
このように、暑さが原因で
血圧が低下して起こるめまいや立ちくらみといった症状を『熱失神』と言います。
人によっては一瞬意識が途切れるような強いめまいが出る事もあります。
熱中症の症状が進行すると、外見からも体調不良が見て取れるようになります。
例えば顔が青色や赤色になったりうつろな表情になったりなどです。
一見すると貧血にも似ていますが、
暑さや体にこもった熱がその原因になっていることを忘れてはいけません。