熱中症になりやすい家ってどんな家?
熱中症は野外で起こるものと思っていらっしゃる方も多いのですが、必ずしも屋外だけで起こっているわけではありません。
実は家の中で熱中症にかかる方もいらっしゃるのです。
熱中症は熱く湿度が高い場所で起こりやすいです。
つまり、家の中でも熱気がこもるような場所があれば、
熱中症の危険性が高まります。
例えば、家具の配置や間取りによって風通りが悪い家や、部屋の中に直射日光が入りやすい家は室温や湿度が上がりやすく、熱中症のリスクが高まると言えます。
これを改善する為には、風の通り道を作ったり
部屋の中に直射日光が当たらないように工夫したりすることがポイントです。
また、普段は締めきっていても熱気のこもりを感じたら
換気をしたり空調を使用したりと臨機応変に対策していきましょう。
簡単にできる対策としては、窓やドアを締め切ったままにせず、風の通り道を作ってあげる、窓には遮光フィルムや通気性の良いレースカーテンをかけて直射日光による室温の上昇を防ぐなどがあります。
窓を開けることで外からの視界が気になる場合には、すだれなどを利用するのも良いでしょう。