持病があると熱中症になりやすいのはなぜ?
熱中症に注意したいのが、持病を持っている方です。
健康な状態に比べて体に弱っている部分がある為、
リスクが高まってしまうのです。
また、持病そのもので体が弱っているだけではなく、
服用しているお薬によっては熱中症にかかりやすくなる可能性もあります。
熱中症にかかりやすくなると言うのは、決してお薬を飲む事がいけないという訳ではありません。
お薬に含まれる成分によっては自律神経に影響し、
体温調節がしづらくなったり汗をかきにくくなったりすることがあるのです。
普段健康な人でも体調が悪い時や薬を服用している時には同じことが言えます。
例えば、どのご家庭でも常備されている風邪薬、整腸剤、鎮痛剤、乗り物酔い止めなど、
お薬によっては汗を出しにくくする成分が含まれている事があります。
薬は体の不調を改善する為に欠かせない事がありますが、
お薬を飲んでいるかどうかに係わらず、体調が悪い時には無理をしないことが大切です。
例えば、これ以上体にストレスがかからないように、暑いと感じたら空気調整をする、
いつもより水分補給に気を配るなど、いつも以上に体をいたわってあげて下さい。