なぜ運動をする人が熱中症になりやすいの?
健康維持の為には運動の習慣が大切だと言われています。
これにより、毎日の運動を日課にしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、熱中症については、
運動をする人は特に注意が必要だとされています。
運動をしている人イコール健康というイメージが強いのですが、なぜスポーツをする人が熱中症になりやすいのでしょうか。
まず、スポーツをしている時の体の状態を見てみましょう。
運動をすると、あなたは、体がポカポカとして汗をかいてきませんか?
これは、体を動かすことで生まれた熱によって体温が
上がりすぎてしまうのを防ぐために、体温調節機能が働いて汗を出しているという状態です。
では、熱中症が起こる原因についてはどうでしょう。
熱中症は体温の上昇に対し、
体温の上昇を抑えようとする体温調節機能がうまく働かなくなるなどして起こります。
また、たくさんの汗をかいたことにより
体内の水分やナトリウムが不足することで症状の悪化を進めてしまいます。
つまり、体温が上昇しやすく汗をかきやすい時は、
平常時に比べて熱中症にかかるリスクが高いと言えるのです。
また、日陰の無い場所や高温多湿になる室内での運動はよりリスクを高めます。